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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
来週は経済指標オンパレードの週です。また1月16日公表の米地区連銀経済報告(ベージブック)が最も注意しないといけない気がします。
特に要注意事項については☆をつけました。
1月14日(月) 日 成人の日 休場
欧州 12月ユーロ圏鉱工業生産
(前月0.4%前月比)
1月15日(火)欧州 ドイツGDP(年間成長率)
欧州 ☆1月ZEW景気調査
(前回-35.7)
米 12月生産者物価指数(PPI)
(前月0.4%前月比)
米 12月小売売上高(1.2%前月比)
1月16日 (水)日 11月機械受注 (前月12.7%)
欧州 ☆12月ユーロ圏消費者物価指数
(CPI)
(前月 0.5%前月比、3.1%前年比)
米 12月消費者物価指数(CPI)
(前月0.3% 前月比)
米 12月鉱工業生産
(前月0.3%前月比)
米 12月設備稼働率
(前月81.5%)
米 ☆米地区連銀経済報告
(ベージブック)
1月17日(木)日 11月鉱工業生産
(前月-1.6%前月比)
米 ☆12月住宅着工件数
(前月118.7万件)
米 1月フィラデルフィア連銀業況指数
1月18日 (金)米 1月ミシガン大学消費者信頼感指数
(前月75.5)
米 12月景気先行指数
解説:米地区連銀経済報告(ベージブック(Beige Book))
ベージ色(灰色)の表紙の報告書ですから、通称このように呼ばれています。全米12の各地区連邦準備銀行(Federal Reserve Bank)からそれぞれ現状の景気動向についての報告が詳細になされ分析された報告書です。通常FOMC(連邦公開市場委員会)が開催される2週間程前にこのベージブックが公開されます。そしてこのベージブックはFOMCでの金融政策決定会合の討議資料となります。従って、FOMCを2週間程前にして、市場の思惑が飛び交う報告書内容ですから、金融市場関係者の注目の的となる報告書となるわけです。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
今日の東京市場は、ちょっとトリッキーな動きをしていました。ドル/円は思ったほど実需の買いが入らず、110円からはじりじり下がる展開となり、株安材料も支援材料となり下落基調です。反対に欧州通貨はこれから発表されるECB(欧州中央銀行)とBOE(イングランド銀行)の政策協議結果待ちで、いろいろと思惑が流れており、それに沿った動きとも言えます。
基本情報を整理しましょう。ECBは恐らく政策金利の変更はなさそうです。理由はインフレ懸念があるからです。逆にBOEは住宅関連が英国経済の足を引っ張っているようで、政策金利の0.25%の利下げを予想する市場関係者が半数以上います。となると、ユーロはニュートラルとして、ポンドは売り基調と思われます。ポンドは今晩はかなり荒っぽい展開になるので気を付けてください。
NY時間ではバーナンキFRB議長の講演が予定されています。ISM製造業景気指数、雇用統計のデータが悪かったことで、1月30日開催予定のFOMCでどんな政策変更が下されるのかのヒントを今日の講演で拾おうとしています。ウォール街も一喜一憂の株式市場でFOMCの動向伺いの様相です。
テクニカル的に見るとユーロ/ドルのストカスティックが80以下になってきています。次第に買いのガス抜けがしていきているようです。ドル/円は依然20以下ですので、まだドル売りのガスが十分に抜けてはいないようです。もう少しドル/円での買戻しが入ってくれたほうが、ビッグピチュチャー(ドル安)方向でのポジション作りがしやすいと思えます。もう少し様子見を決め込んだほうが良さそうです。
それではこれからの海外の動向を注視しましょう。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
1月7日 (月) 欧州 12月ユーロ圏消費者信頼感指数
欧州 11月ユーロ圏失業率
1月8日 (火) 欧州 11月ユーロ圏小売売上高
1月9日 (水) 欧州 ユーロ圏第三四半期GDP
(域内総生産)
1月10日(木) 日 11月景気先行指数
欧州 ECB(欧州中央銀行)
金融政策決定会合 現行金利4.0%
(金利変更なしの予想)
英国 BOE(イングランド銀行)
金融政策決定会合 現行金利5.5%
(金利変更なしの予想)
1月11日 (金) 米 11月貿易収支
(前月578億ドル赤字)
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
12月31日 (月) 東京市場 休場
1月1日 (火) 東京市場 お正月(~3日)休場
欧州市場、米国市場 休場
1月2日 (水) 米 12月ISM製造業景況指数
(11月50.8)
ウエリントン市場
(ニュージーランド)
シンガポール市場
チューリッヒ市場(スイス)
の各市場は休場。
1月4日 (金) 米 12月失業率(11月4.7%)
米 12月非農業部門雇用者数
(11月94,000人増)
米 12月ISM非製造業景況指数
注:ISM:全米供給管理協会(Institute for Supply Management)の略です。主な経済指標の中で最も早く月初に発表されますから、市場関係者が注目する指標です。全米企業の仕入れ担当者への調査をもとに算出されます。50を基準にして計算され、50以上であれば良好な景気、50を割れば景気が悪いと判断する材料となります。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
12月25日(火) 欧州・米国市場 クリスマス休場
12月26日(水) 欧州市場 クリスマス休場
12月27日(木) 米 12月消費者信頼感指数 11月87.3
米 11月耐久財受注 11月-0.2%
12月28日(金) 日 11月失業率 (10月 4.0%)
12月東京地区CPI
(消費者物価指数) 11月0.1%
11月全国CPI 10月0.1%
11月鉱工業生産 10月1.7%
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。