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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
今日の東京市場は、ちょっとトリッキーな動きをしていました。ドル/円は思ったほど実需の買いが入らず、110円からはじりじり下がる展開となり、株安材料も支援材料となり下落基調です。反対に欧州通貨はこれから発表されるECB(欧州中央銀行)とBOE(イングランド銀行)の政策協議結果待ちで、いろいろと思惑が流れており、それに沿った動きとも言えます。
基本情報を整理しましょう。ECBは恐らく政策金利の変更はなさそうです。理由はインフレ懸念があるからです。逆にBOEは住宅関連が英国経済の足を引っ張っているようで、政策金利の0.25%の利下げを予想する市場関係者が半数以上います。となると、ユーロはニュートラルとして、ポンドは売り基調と思われます。ポンドは今晩はかなり荒っぽい展開になるので気を付けてください。
NY時間ではバーナンキFRB議長の講演が予定されています。ISM製造業景気指数、雇用統計のデータが悪かったことで、1月30日開催予定のFOMCでどんな政策変更が下されるのかのヒントを今日の講演で拾おうとしています。ウォール街も一喜一憂の株式市場でFOMCの動向伺いの様相です。
テクニカル的に見るとユーロ/ドルのストカスティックが80以下になってきています。次第に買いのガス抜けがしていきているようです。ドル/円は依然20以下ですので、まだドル売りのガスが十分に抜けてはいないようです。もう少しドル/円での買戻しが入ってくれたほうが、ビッグピチュチャー(ドル安)方向でのポジション作りがしやすいと思えます。もう少し様子見を決め込んだほうが良さそうです。
それではこれからの海外の動向を注視しましょう。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。