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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
静かな市場何気なくウォールストリートジャーナル(WSJ)のインターネット版を見たら「Goldman Wins Big on Meltdown」なる見出しが飛び込んできた。内容を見てびっくり!
ゴールドマンサックスの数人のトレーダーが、サブプライム関連で40億ドル(約4480億円)の巨額の利益をあげた。逆張りでサブプライム関連の証券価格が下がると読み、売りポジションを張ったらしい。会社としてはサブプライム関連で15億ドルから20億ドルの損失を計上することになるところが、この数人のトレーダーの相場の読みによって、逆に少なくとも20億ドル(約2240億円)の利益が出る。ゴールドマン全体の業績としては年間利益が110億ドル(約1兆2320億円)を発表することになるとのことです。負ける者あれば、やはり勝った者もいたということです。欧米の金融機関が総崩れの中、ひとり勝ちかも。しかし、ひょっとしてまだ隠れ勝ち組がいるかもしれませんね。
為替市場は本当に静かです。ドル/円は112.60近辺を付けても、輸出筋の売りで押し戻される今週の東京市場のパターンを繰り返しました。キャリートレードがらみで海外市場で113.00前後までつける可能性があると思います。特に薄商いですから。
今昔物語:金曜日のチューリッヒのディーリングルーム:ドイツやスイスでは金曜日の午後はもう週末気分です。ある日セミナーが終わり午後3時ほどにディーリングルームに下りてゆくとテーブルにピザとワインにシャンパン! 何かあったのですかと尋ねたら、いつものことですとの返事。相場に疲れたディーラーが一息ついて、週末の過ごし方の話、サッカーの話、スキーの話、恋人の話、家族の話などなどなど。よもやま話を延々と話して、ひとり消え、又ひとり消えとだんだん人のいないディーリングルームとなってゆきます。これがチューリッヒの子鬼の実態です。
それでは TGIF (Thanks God It's Friday!の略で、ディーラー間で金曜日のチャットが終わるとこんなせりふで終わります。)
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。