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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
昨日夕方の為替レートと大して変わりない水準にドル/円もユーロ/ドルも落ち着いています。よく為替相場の世界で「行って来い」という言葉が使われますが、「ミニ行って来い」の状況です。閑散市場の中、ユーロ/ドルでドルの買戻しが強くなるのではとの観測が多いようです。シカゴの投機筋のユーロロング(ドル売りポジション)の崩しのようにも思えます。
クリスマス休暇の閑散マーケット、東京市場では日本人のディーラーは待機しているものの手持ち無沙汰の状況が続きます。(この時期年賀状を書いて時間をつぶすディーラーもいるようです。)昨日解説しましたように、どうしても東京市場は実需市場ですから、輸出のドル売りが出やすく、東京時間帯はドル/円は下落基調。下値112.50近辺までつける可能性があります。今週からドル戻り高を市場は探っているようですから、対ユーロの動きと連動しています。
ドル買戻し材料とは来月のFOMC(1月30日)での利下げ観測を打ち消す材料探しです。従って米経済指標に市場関係者は注目しています。予想より良い数字に対してはドル買戻しに反応し、予想より悪い数字に対しては無視することとなります。その意味で今晩発表の住宅着工の数字には注意する必要があります。
シカゴ筋情報:12月11日時点:
円ネットロング30,903枚(-3182枚(前週比))、ユーロネットロング63,374枚(-5,743枚)、ポンドネットロング56,998枚(+25,470枚)、スイスフラン1,933枚(-5,110枚)、オージーネットロング32,965枚(+9,446枚)
ユーロロングが突出しています。このところのユーロ買戻しの理由が分かります。ポンドロングはその後のポンド売りで現在はかなり少ないと思います。UBS問題も関連しているのかスイスフランが人気なしのようです。高金利通貨のオーストラリアドルは引き続き人気です。シカゴ投機筋のポジションは相変わらずドルショートが明確です。ただしポジションを落としつつあります。
注意:データはnon-commercialと呼ばれる投資目的の数字から算出しています。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。