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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
お疲れ様です。
兜町が昨日の大幅下落は取り戻せないものの、かなりの上昇でした。まずは株式投資家さんは一安心といったところでしょうか。為替市場は、海外市場で主な動きをしていて、アジア時間帯はお休み気分です。そんな時には最近動いてくれるオージー(オーストラリアドル)頼みかと思っていましたが、こちらも小動きです。ただ、トレンドラインには乗ってきているようで、オージー/ドルの0.9200回復が見えてきています。
日本の1月の貿易収支が発表されました。何と793億円の赤字です。去年の1月以来とのことですね。原油高が輸入額を押し上げ、逆にサプブライムウィルスで傷んでる米国への輸出が減ってきているとのことです。リカップリング(再連動)ですね。
今後の予定ですが、実は今日はECB(欧州中央銀行)定例理事会がフランフルトで行われます。ただし、記者会見はありませんから、政策金利の変更などはなさそうです。通常1ヶ月2回の割合で実は開催されています。今頃からインフレ懸念の話、いや米国発のウィルス感染度の議論と、トルシェ総裁を中心に次回に向けての議論がなされています。ユーロ圏の直近インフレ率3.2%、ユーロ目標圏2%ということを考えると利下げの議論の余地は現在は少ないと思います。これが、ユーロ高がサポートされている要因です。欧州時間帯では、英国の1月の小売売上高(予想-0.4%前月比)が出されます。もし利下げがあるとしたら、もともと金利ベースの高いBOE(イングランド銀行)ですから、材料になります。小売売上高が良いと、個人の可処分所得が多いということで、利下げの雰囲気は吹き飛びます。若干のポンド買戻しか? でも流れはポンド売り方向のようです。米国時間帯で最も注目されるのが2月のフィラデルフィア連銀業況指数です。予想は-12です。また1月の景気先行指数(予想-0.1%)も発表です。昨日の教訓から、インフレ懸念、好況を連想させる数字ですとドルの買戻しがドル/円、そして特にポンド/ドルで出る傾向が顕著かと思います。
ドル/円の108.50, ユーロ/ドルの1.4500~1.4800, ポンド/ドルの1.9000~1.9700の各節目を注目しましょう。クロス円は、ドル/円がどちらかと言えばドル買い戻しが強いので、ユーロ/円、ポンド/円とも短期のブルトレンド(強気)の流れのようです。当然オージー/円もブルトレンドです。このクロスの通貨ペアが一番高枕で寝ることができます。何せシカゴ筋が支えてくれています。
今日はFOMC議事録の読み込みで疲れましたので、イーブニングレポートはこれくらいにしておきます。年ですね!
それでは Have a nice evening!
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。