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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
おはようございます。
昨日は朝起きてドルが下がる予感がしまして、急遽レポートしましたが、まさにその通りとなってしまった海外市場でした。ただ、短期売買目的の資金も多いようで、変動が激しい市場(英語ではボラタイル(volatile market)と言います。)となっています。利食いも相当出ているようで、戻りも早いようです。ただ、ビッグピクチャーに変わりはありません。ドル/円での セル オン ラリー(Sell on rally(戻りで売り。))とユーロ/ドルでの バイ オン ディップ(Buy on dip(下がれば買い。))の戦略で良いでしょう。動きが早いので短期売買に徹しても良いと思います。そして根っ子でドルショートをお持ちも方は継続してショートで良いでしょう。
新たなニュースはなく、昨日レポートしましたように、今週FRB(米連邦準備理事会)による緊急の利下げがあるのではとの思惑と、仮に今週緊急利下げがなくても、1月30日のFOMC(連邦公開市場委員会)で0.75%と大幅に利下げされるのではとの観測も出ています。今週は米金融機関の決算発表、各種経済統計の発表、そしてベージブック(地区連邦準備銀行経済報告書 FOMCの討議資料となります。)と材料目白押しです。悪い数字、材料に反応する金融市場になっていますから、読みやすいと思います。ただし、これらの材料は日本時間の深夜ですから、日本から相場を追っかけるのは大変だと思います。従って、私が申し上げたように、順張りでしかもそこそこ利食えれば利食った方が良いかと思います。そして、根っ子の良いコストでのドルショートポジション(ドル売り)をキープと。
金が最高値とそしてドル/スイスでの最安値(1.0836)と安全志向の商品、通貨に人気が集まっています。これもドルへの信頼の低下、そして潜在的なインフレ懸念があるからです。私は昔からドル/スイスについて追っかけていましたので、スイスフランについての特徴について今後コメントできればと思っています。限られた情報源から動く通貨ですから面白いと思います。
今日の東京市場は海外市場で材料が出てしまい、典型的な実需市場、そしてドル買戻し市場となりそうです。大きな動きは再び欧州勢が入ってくる午後遅くからと思います。ドル/円では108.50が要注意です。ここが壁になれば、106.00方向と思います。
思い出:ラグビーの宿沢さん:大学ラグビー選手権で早稲田大学が優勝しました。そこでふと宿沢さんのことを思い出しました。宿沢さんは、早稲田の主将でがんばられ、その後全日本代表、そして監督として日本のラグビー界を引っ張られてこられました。そして同時に住友銀行の為替ディーラーとしても業界では有名でした。住友銀行に電話でドル/円のレートを取りに行き、為替取引が成立すると「住友銀行 宿沢です。」との確認会話が最後にあり、電話を切った後あの宿沢さんかと思ったものです。フォレックスクラブで1~2度お話はしたことがあるのですが、私より小柄でそして温厚で、本当にラグビーされていたのかと思ったほどでした。いまでもその姿が目に浮かびます。その後執行役員にまでなられましたが、昨年訃報を聞き、同世代を生きた為替ディーラーとしてショックを受けました。住友銀行のフォレックスの一時代を築いた素晴らしいディーラーでした。
注:シカゴ(CME)筋情報は昨日(1月14日)のレポートで書きましたのでご覧ください。
それでは今週もがんばりましょう。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。