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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

お疲れ様です。
 
日本の第2四半期GDP(国内総生産)が発表となり、予想通りマイナス成長になりました。事前予想と大して変らず、東京時間帯には、大きな動きはないようです。内閣府が発表した第2四半期GDP(国内総生産)・速報値は、物価変動の影響を除いた実質で-0.6%前期比、年率換算で-2.4%年率換算となり、一年ぶりのマイナス成長に転じた。資源・食料価格の高騰と米経済の減速が響いているようです。個人消費を中心に内需が落ち込み、輸出の減少で外需に振るわなかった。日本経済は景気後退の局面に入った公算が大きいと言えます。また、同時に発表されました6月の貿易収支は2521億円の黒字と前月の5294億円の黒字から大幅に縮小しています。予想が2967億円と予想に近かったので、為替相場は反応していないのですが、前月から大幅に黒字が縮小しているということは、輸出が伸び悩み、反対に輸入が増えていることを意味します。ドルの対外支払いが着実に増えていることを意味します。為替市場は、このような基本的な数字を読んではいないと思います。
 
 
ロシアがグルジアへの軍事行動を中止したとの報道があり、ユーロの買われる局面もありましたが、結局のところ1.94近辺に留まっており、1.5000の心理的な節目まで戻りません。ユーロ圏の景気減速感が市場に浸透しているようです。為替市場は、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁の、インフレ懸念ばかりでなく、景気減速にも注意を払うとの前回定例理事会での記者会見の内容を重視しているようです。ユーロ圏経済指標が数多く今週は発表されますので、注意深くその内容を見て行きましょう。ユーロ/円、ポンド/円とも日本の投資家から損切り注文が大量に入っているようです。流れはユーロ/ドル、ポンド/ドル共にベアトレンドのようです。
 
 
豪ドルの下落スピードがついているようです。今日も8月Westpac(大手豪銀行)の消費者信頼感指数が発表され、9.1%と悪い数字ではないようですが、豪ドルの大きな買いには結びつかないようです。豪準備銀行(RBA)が金融引き締めスタンスから金融緩和スタンスに転換しており、シカゴ筋はいち早く利食い売りに転じました。既に豪ドルはショート(売り持ち)ポジションに転換していると推測されます。おっとりと構えていた日本の投資家が相場の潮目を見誤り、慌てて損切りに走っているようです。損切り相場はスピードが速いなというのが実感です。やはり、シカゴのヘッジファンドを中心とした投機家は見事に相場を読みきっています。NZドルも同様の動きで損切り相場が続いています。ドル/円の動きをみていると、クロス円の損切りの円買いが、ドル/円のドル安を演出しているように思えます。本来の米国と日本のファンダメンタルズを反映した相場ではないような気がしてなりません。
 
 
それでは、Have a nice day!
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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

おはようございます。
 
 
為替市場の通貨をざっとみると、ドル/円(ドル下落)、ユーロ/ドル(ユーロ若干下落)、ポンド/ドル(ポンド上昇)、豪/ドル(豪ドル下落)、NZD/ドル(ZND下落)という結果です。ということは、クロス円での損切りがドル/円でのドル下落要因のようでした。テクニカル的な動きと言って良い。大きな流れに変化なしです。調整局面も想定範囲内です。
 
 
ロシアがグルジアへの軍事行動を中止したとの報道で、原油供給のストップされる懸念のあったユーロ圏に安心感が広がったようで、ユーロが若干買われました。しかし、1.5000まではユーロが上昇しなかったようです。
 
 
JPモルガンが今四半期で15億ドル(約1500億円)の損失を計上したとの報道がありました。この種のニュースには食傷気味です。金融不安を想像させます。利食いの格好の材料です。利食いを繰り返しつつ、ドル高を演出しています。原油、金価格とも下落基調にあるようで変化なしです。
 
 
米国の6月の貿易収支が発表され、567億ドルの赤字と予想の610億ドルから赤字幅が縮小しています。輸出がドル安から伸びているようです。輸出、輸入ともに過去最高であり、特に輸出が牽引しているようです。この意味では、ドル安の方が米経済には好都合のようです。為替相場には影響が出ていないようです。
 
 
さて、今朝8時50分に日本の第2四半期のGDP(国内総生産)の発表があります。私はこれまで一番注目しないといけない日本の経済指標と指摘してきました。予想がマイナス2.3%予想と第1四半期のプラス4.0%から一転です。東京時間帯では動きがないかもしれませんが、海外市場でこのニュースで、日本経済が景気後退局面に入ってきていることが確認できたとして円売りに反応する可能性があります。注意してください。
 
 
それでは、今日も為替相場と仲良く対話しましょう。

上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

お疲れ様です。
 
 
セミナーの講師を午後していまして、相場を見ていないのでお許しください。ある雑誌社、某証券会社が企画した毎月1回のイベントで、タレントさん相手に為替の話をします。雑誌にも紹介されています。バーチャルで、タレントさんが相場を張るのですが、ここのところ成績不振で、ちょっと皆さん元気がないようです。相場の潮目をみていないような気がしました。がんばれタレントさん!
 
 
金相場が急落しています。現在810ドル近辺ということで、NY終値よりも18ドル下落しています。金相場は850ドルが根雪となっていますから、この根雪が溶けだすと大きな動きとなります。地球温暖化でアルプスの氷河が溶けだすと同じことが起きています。損切りのようです。原油もつられて若干弱含んでいるようです。
 
 
金相場の下落を見て、対ユーロ、対ポンドでドルが買われているようです。大きなニュースがないようですが、着実に、原油下落、金相場下落がドル買いとなっているようです。
 
 
豪大手金融機関の7月の企業景況感指数が発表されマイナス5(前月比)と悪い数字のようです。いつもは見向きもされない経済指標に注目されます。来月2日の金融政策委員会での利下げ観測がそろそろ市場で出始めました。このことは、前回の金融政策委員会、そして昨日の金融政策報告書の中で、明確にヒントが出されています。上下の振幅を繰り返し名から、豪ドルは下落基調にあります。
 
 
英国の5~7月期RICS(王立不動産鑑定士協会)住宅価格が発表されマイナス83.9と予想のマイナス90ほど悪くはなかったのですが、販売件数が78年調査開始以来30年ぶりの低水準であったようです。不動産・住宅業界を中心に英国では景気後退が進んでいるといえます。いずれBOE(イングランド銀行)は利下げすると思います。ポンド売りは続く。ポンド/ドルで1.9000を注意しましょう。割れれば1.8300が中期目標となります。
 
 
 
慌てて書きましたので、ご容赦ください。
Have a nice day!
 
 

上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

おはようございます。
 
 
心配していたNY原油先物市場は114.45ドル(1バーレル)と落ち着いていました。グルジアでのロシア軍との衝突懸念から、原油が上昇する懸念がありましたが、やはり規制強化と需給の緩み観測から、引続き弱含みです。金の下落が進んでいます。828.30ドル(1オンス)と前日比 実に36.50ドル下がっています。850ドルと言われている根雪の部分に達していています。新雪部分が雪崩を起こして滑り落ちて要ったようです。いよいよ根雪部分が溶けはじめるのか注意しましょう。
 
 
大きなニュースはないのですが、リーブシャー・オーストリア中央銀行総裁が、インタビューを受け、ユーロの政策金利やインフレ率の水準に満足していないとして、タカ派的発言をされました。ドイツ圏のオーストリアの国情から、インフレ率が賃金交渉などから高止まりすることによるものと思われます。為替市場は、氏の発言を無視する形でユーロ売りが進んでいます。金利・債券市場では、既に利下げを要求する動きになっています。7月下旬と比べて2年債(ブンズ)で30~40ベーシス・ポイント下がっています。ユーロ/ドルで1.4800が節目となります。それを破ると1.4500となります。
 
 
豪ドルは昨日の豪準備銀行(RBA)の金融政策報告書の内容で金融緩和スタンスを改めて確認されたことの海外の投資家が評価して、豪ドル売りに反応しています。日本の個人投資家は、昨日のRBAの金融政策報告書を十分に読んでいるのか、私には不思議でありません。次の節目は0.8600となります。
 
 
今日は午後、7月の鉱工業生産が発表されます。マイナス2.0前月比が予想です。悪い指標に円売りと反応するのですが、東京時間帯では、本邦輸出企業の先物ドル売りで、ドルの上昇は抑えられるでしょう。本格的な動きは欧州勢が出てきてからでしょう。
 
 
それでは今日も為替相場と仲良く対話しましょう。

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お疲れ様です。
 
ロシア軍がグルジアに進行していますが、為替の影響について考察してみましょう。アゼルバイジャン共和国が世界の石油の1%の埋蔵量を持つとのことが書かれていました。グルジア経由で石油パイプラインがトルコと結ばれていて、欧州に石油を供給しているといわれています。今回の事件はロシアのエネルギー資源の立場を更に強めようとのプーチン首相の意図が見え隠れします。欧州に石油供給がストップすれば、多少なりと影響がでるのではと推測されます。ユーロ売りに反応すると思います。原油価格については、紛争、すなわち原油高、金価格上昇を連想させるとですが、今回はちょっと状況が違うような気がします。NY原油先物市場では、ヘッジファンドや年金基金に対する規制強化の動きがあります。従ってポジションを手仕舞う動きが強まっています。また、世界的な景気後退感からガソリンの需要が減退するのではとの観測がでています。今日のNY原油先物市場を見ないと確認はできませんが、私は大きくは原油価格が上がらないと思います。上昇しても120ドル(1バーレル)で、そこからは次第に下落基調が強まるのではと思います。
 
余談:相撲のグルジア出身の黒海は、初のヨーロッパ出身のお相撲さんです。髭が黒々として、いかにも外人力士らしくて、文化・食事などに苦労していると思っていました。たった一人の生活で、しかも習慣、食事を日本式に無理矢理強要され、もう帰りたいとの思ったこともあると想像します。がまん強いのでしょう。黒海にはまだまだ頑張ってほしいものです。しかし、来場所での、露鵬、白露山との対戦はどうなるのでしょう。そして若の鵬もロシア出身だったような気がします。そして栃の心がグルジア出身だったと思います。
 
 
ドル/円は110.00円を割り込んでいますが、ユーロ/円でのヘッジファンドや国内投資家の売りが出ていたと聞きました。ユーロ/ドルでユーロ売り、そしてドル/円での円買いです。ヘッジファンドの動きが良く理解できません。彼らはユーロ/ドルでユーロ売りを仕掛けており、効率が良いように思えてなりません。
 
 
豪準備銀行が金融政策報告書を発表しました。オーストラリアのインフレ率は引き続き高水準であるが、住宅市場、雇用環境が悪化している。消費者物価指数(CPI)の2008年の見通しは4.5%から5.0%に引き上げる見通しです。しかし、GDP(国内総生産)の伸びは、2008年は2.25%から2.00%に引き下げ、また、2009年は2.75%から2.25%に引き下げ見通しです。インフレ率は短期的に見れば高止まりするが、需要がある程度弱まっており、インフレ率を今後著しく引き下げることが期待されると8月の委員会(金融政策委員会)で判断した。需要の落ち着いた状態が続くとの見通しのもとで、今後の期間は金融引き締めを少なくした(金融緩和スタンス)余地が増してくる。(a less restrictive monetary policy stance):金融政策報告書の中で、再び金融政策委員会での声明文と同じ表現で、金融緩和スタンスへの変更を示唆しています。金融スタンスの転換点であると言えます。
 
 
相場は流れています。それもゆっくりとドル高方向に。各国の金融スタンスに明確な変化が出始め、それに輪を掛けて原油が下落しています。ヘッジファンドなど投機家がドル高を演出しているように思えてなりません。
 
 
お知らせ:「為替ケ・セラ・セラ」を更新しました。チューリッヒ為替セミナー3回目シリーズです。金塊の重さを実感し、日本銀行の金庫にある金塊よりも多いのではと驚いた金精錬所の金庫の様子です。その後は大いに仲間と楽しんだ一日でしだ。是非こちらのお読みください。http://fx-blog.jp/mizutani/
 
それでは、Have a nice day!

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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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