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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
お疲れ様です。
為替市場は大きく乱高下して、最後はドル高で東京市場に戻ってきました。訪欧中のポールソン米財務長官が、「強いドルを信ずる。」とのコメントをモスクワでだされています。また、中国の首相も、「米国のドルの安定を求める。」との報道もありました。予想より良い米経済指標(6月シカゴ購買部協会景気指数49.6)と良かった数字から、ドル/円は損切りの投資家の動きを見て(シカゴの投機家を含めてかは、定かでありません。すでに円ロングに転んでいるかも知れません。)、下がったところでの短期売買目的の投資家がドル買いを入れたようでした。
日本銀行が6月の短観「企業短期経済観測調査」を発表しました。発表内容は、大企業製造業業況判断指数(DI)が+5(予想+3),大企業非製造業業況判断指数が+10(予想+8)と予想より良いものでした。中小企業では、製造業、非製造業ともそれぞれ-10, -20と土砂降りの景況感のようです。為替市場の反応は、若干ドルが売られた(円が買われる。)たようですが、小動きを展開でした。ドルの要因で左右されるドル/円の象徴的動きでした。日本銀行の金融政策スタンスは、低金利政策維持が既成事実化しています。「円キャリー・トレード」の再開の折には、重要なファクターとなります。
オーストラリア準備銀行(RBA)が現行7.25%の政策金利(キャッシュ・レート)を据え置きました。同時に発表された声明文を読んでみると、「現行の金融スタンスは当面適切である。短期的には消費者物価指数が原油高騰により数四半期は上昇するが、現状の経済環境を考慮すると今後は下落する見通しである。信用収縮問題と労働市場が一時的に弱含みしている。」との内容で、利上げをするような状況ではなさそうです。逆の見方をすれば、利下げもなさそうです。ここのところ豪ドル/ドルの豪ドル上昇スピードが急激でありましたから、発表前から声明文を予想してか、豪ドルが売られていました。0.9550近辺まで下落していますが、利食い売りの後は再び豪ドル買いが入ると思います。欧州勢の動きによっては、もう一段の豪ドル売りがありそうですが、0.9500近辺では買い入れても良いもではと思います。資源国、第一四半期GDP(国内総生産)3.6% そして政策金利ベースで7.25%の高金利は魅力的投資通貨です。豪ドル/円では、ドルの下落リスクが高いために、お勧めできません。状況が先週来変わってきています。ドル/円で、東京時間帯に下がる動きは、多分に豪ドル/ドルで利食いに呼応したドル/円での円買いの流れと思います。
ポールソン米財務長官の欧州訪問が気になります。今日はトリシェECB(欧州中央銀行)総裁との会談が予定されています。米欧での為替協調体制は難しそうです。ECBは昨日の6月の消費者物価指数が4.00%を越えたのを受け、今週木曜日には、約束どおり0.25%の利上げに踏み切りそうです。トリシェ総裁が記者会見で、引き続き利上げ姿勢の金融スタンスを強めるかどうかに注目が集まります。ポールソン財務長官の動きの気になるところですが、ECBの金融引き締め姿勢堅持の、ユーロ高と読むのが自然のようです。ポールソン財務長官の「口先介入」に注意しましょう。
ユーロ/ドルで、1.5700のサポート(支持線)が保てれば、1.6000の方向。ただひ、ストカスティク分析では、ファースト・スローとも90%以上で売りサイン。
ドル/円は、106.00がガンチャートの節目となっていますので、どちらも方向も可能性はあります。ヘッジファンドもまだ方向性は決めていないかもしれない。ストカスティク分析では、ファースト・スローともに20%に接近しており、ドル買いサインが近いようです。どちらに転んでもおかしくありません。0.9600での達成感があります。ストカスティク分析では、ファースト・スローとも80%とひとまず利食い先行です。底値拾いのタイミングに注意しましょう。
それでは、 Have a nice day !
為替市場は大きく乱高下して、最後はドル高で東京市場に戻ってきました。訪欧中のポールソン米財務長官が、「強いドルを信ずる。」とのコメントをモスクワでだされています。また、中国の首相も、「米国のドルの安定を求める。」との報道もありました。予想より良い米経済指標(6月シカゴ購買部協会景気指数49.6)と良かった数字から、ドル/円は損切りの投資家の動きを見て(シカゴの投機家を含めてかは、定かでありません。すでに円ロングに転んでいるかも知れません。)、下がったところでの短期売買目的の投資家がドル買いを入れたようでした。
日本銀行が6月の短観「企業短期経済観測調査」を発表しました。発表内容は、大企業製造業業況判断指数(DI)が+5(予想+3),大企業非製造業業況判断指数が+10(予想+8)と予想より良いものでした。中小企業では、製造業、非製造業ともそれぞれ-10, -20と土砂降りの景況感のようです。為替市場の反応は、若干ドルが売られた(円が買われる。)たようですが、小動きを展開でした。ドルの要因で左右されるドル/円の象徴的動きでした。日本銀行の金融政策スタンスは、低金利政策維持が既成事実化しています。「円キャリー・トレード」の再開の折には、重要なファクターとなります。
オーストラリア準備銀行(RBA)が現行7.25%の政策金利(キャッシュ・レート)を据え置きました。同時に発表された声明文を読んでみると、「現行の金融スタンスは当面適切である。短期的には消費者物価指数が原油高騰により数四半期は上昇するが、現状の経済環境を考慮すると今後は下落する見通しである。信用収縮問題と労働市場が一時的に弱含みしている。」との内容で、利上げをするような状況ではなさそうです。逆の見方をすれば、利下げもなさそうです。ここのところ豪ドル/ドルの豪ドル上昇スピードが急激でありましたから、発表前から声明文を予想してか、豪ドルが売られていました。0.9550近辺まで下落していますが、利食い売りの後は再び豪ドル買いが入ると思います。欧州勢の動きによっては、もう一段の豪ドル売りがありそうですが、0.9500近辺では買い入れても良いもではと思います。資源国、第一四半期GDP(国内総生産)3.6% そして政策金利ベースで7.25%の高金利は魅力的投資通貨です。豪ドル/円では、ドルの下落リスクが高いために、お勧めできません。状況が先週来変わってきています。ドル/円で、東京時間帯に下がる動きは、多分に豪ドル/ドルで利食いに呼応したドル/円での円買いの流れと思います。
ポールソン米財務長官の欧州訪問が気になります。今日はトリシェECB(欧州中央銀行)総裁との会談が予定されています。米欧での為替協調体制は難しそうです。ECBは昨日の6月の消費者物価指数が4.00%を越えたのを受け、今週木曜日には、約束どおり0.25%の利上げに踏み切りそうです。トリシェ総裁が記者会見で、引き続き利上げ姿勢の金融スタンスを強めるかどうかに注目が集まります。ポールソン財務長官の動きの気になるところですが、ECBの金融引き締め姿勢堅持の、ユーロ高と読むのが自然のようです。ポールソン財務長官の「口先介入」に注意しましょう。
ユーロ/ドルで、1.5700のサポート(支持線)が保てれば、1.6000の方向。ただひ、ストカスティク分析では、ファースト・スローとも90%以上で売りサイン。
ドル/円は、106.00がガンチャートの節目となっていますので、どちらも方向も可能性はあります。ヘッジファンドもまだ方向性は決めていないかもしれない。ストカスティク分析では、ファースト・スローともに20%に接近しており、ドル買いサインが近いようです。どちらに転んでもおかしくありません。0.9600での達成感があります。ストカスティク分析では、ファースト・スローとも80%とひとまず利食い先行です。底値拾いのタイミングに注意しましょう。
それでは、 Have a nice day !
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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
72
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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