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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

おはようございます。


昨日から海外勢が本格的に戻ってきて、新年度の流れが形成されつつあるように思えます。

これまでは米経済指標の良い数字にドル高に反応していましたが、昨日から変わってきたようです。良い数字には反応せず、反対に悪い数字にドル売りに反応し始めました。ということは、シカゴ筋、ヘッジファンド筋が年初の相場観をドル安に固めつつあるように思えます。シカゴレポートで報告しましたように、シカゴ筋はポジションが非常に軽く、まさにこれから動こうとしています。

 

 

昨日の海外市場を振り返ってみます。最初に飛び込んできたブレイキングニュースはブット元パキスタン首相の爆弾テロによる暗殺事件です。最近気になっていた金と原油が高騰し、避難通貨(地政学的リスク)としてのスイスフランに買いが集まりました。そしてNY市場のオープンとなりました。経済指標として11月の耐久財受注が+0.1%(前月比)と予想の+0.3%より悪い数字、そして12月の消費者信頼感指数が88.6とこちらは予想の86.5よりもかなり良い数字でした。ドルの流れの分水嶺のようで、良い数字は無視され、悪い数字に反応するようになりました。またゴールドマンサックスの調査レポートで大手金融機関のサブプライム関連の損失が膨らむのではとの予想が出され、市場に悲観論が漂いはじめました。NYダウは192ドルもの下落です。

 

 

為替市場の反応をまとめてみます。ドルを売り、質への逃避(地政学的リスク)のスイスフラン買い、金及び原油といった商品への資金流入へとつながりました。また株売りの債券買いへと動きました。昨日欧州時間帯よりユーロが買われ、ドルが売られていましたが、ドル/円でのドル売りまでに影響が出始めました。サブプライム問題が息を吹き返し、米経済の傷みをテーマとして来月30日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げムードを市場は作りあげようとしているのではないのでしょうか。ドル/円でNY市場で114.65近辺を付けたようですが、このあたりが当面の高値と思われ、現在は89日移動平均線の113.79前後をうろうろしています。日本は正月休暇に入りますが、海外市場は11日の休みを除いて通常通りです。そして14日(金)には注目の米雇用統計の発表が控えています。

 

 

ドル/円での分水嶺が見え始めていますので、私の描いていた116.00は難しそうです。ドルロングの方は、利が乗っていると思われますので、利食ってポジションスクエア(ポジションがないことをディーラー間ではこの言葉を使います。)として正月をのんびりと過ごしましょう。休むも相場ですから、相場はいつでもあります。既にドルショートの方も、気にならない程度のポジションにして新年を迎えましょう。ディーラーは休まないと体を壊します。

 

 

来週は金曜日の雇用統計を目指した動きとなります。私はクリスマス休暇で休んだ口ですから、年末年始は時間が許す範囲でコメントしますので、当ブログをご覧ください。

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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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