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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
おはようございます。
昨日の為替市場は大きな動きの中の小休止といったところではないのでしょうか。短期売買目的の投資家は、ドルショート(ドル売り)ポジションの利食いをしているようです。逆に多くの投資家がドルが買い戻された状況でドル売りポジションを作ろうとしているように思えます。
NY市場では民間雇用サービス会社のオートマティック・データ・プロセシング(ADP)発表の12月の民間就業者数が4万人増と市場予想よりも良かったので、ドルショートポジションのプレイヤーがすかさず利食いを入れたようです。ドル/円で108円台前半をつけていたようですが、すぐに109円台に戻っています。今晩発表の米雇用統計で今月の流れを確実なものにする雰囲気があります。12月の非農業部門の雇用者数の市場予想は70,000人増です。この数字によって、1月30日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ催促相場となってゆきます。
ドル/円はガンチャートの111.00と106.00の中間点つまり108.50近辺ではどうしても一度も見合いの状態になります。109円台は投資家が更にドルショートを積みあける思案をするレンジです。入るタイミングをはかっているといえます。縄跳びで(私は苦手ですが)輪の中にどのタイミングで入るかとの状況と同じと言えます。ユーロ/ドルでの1.4800も要注意です。
現在の為替相場はマスコミなどは円高、円高とはやしていますが、決して円高ではありません。ドル安という認識で対応しましょう。現にユーロ/円のレートは160円台であり、昨年、一昨年は150, 140円台でした。マスコミ報道に振り回されなく冷静に為替市場の動向を読み取る必要があると思います。
現在私が特に注目しているのが、原油相場と金相場です。原油高で潤う中東の政府系ファンド筋の動向を占う指針となります。この動きによりドルの方向性が見えてくるのではと思います。FRB(米連邦準備理事会)が気にしているのはインフレ問題とサブプライム問題の両方を熟慮しないといけないということです。スタググレーション(インフレの下での不景気)を最も気にしているわけです。利下げのタイミングが難しそうでそこが為替相場を読む面白さと言えます。
それでは今年もがんばりましょう!!!!
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。