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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
日銀政策決定会合にて金融政策について議論されましたが、誰一人反対することなく金利据え置きが決定されました。これまでおひとり(水野委員は利上げを主張されていました。)が反対されていました。今回は誰の目から見ても現在はインフレ懸念がなく、外部ファクターから見ても利上げをすべきでないとの判断が働いたようだ。金融機関ばかりが救われる構図です。福井日銀総裁の記者会見の内容がなかなか出てこないのですが、あっと驚かせるような話は出ないと思いますからこのレポートでは省きます。12月の日銀月報が発表され、「わが国の景気は住宅投資の落ち込みなどから減速しているとみられるが、基調としては緩やかに拡大している。(原文どおり)」として景気の足元がおぼつかないとして前月の内容から下方修正されました。日本の金利を上げる余地は現状ほとんどなさそうです。
欧米の中央銀行は昨日年末越えの資金を潤沢に供給しました。米FRB(連邦準備理事会)はターム物(28日)の入札を行いましたが、レート4.65% 応札倍率3.08倍と意外な人気です。不安を抱える金融機関がどこかに隠れているということです。またECB(欧州中央銀行)が100億ドル、SNB(スイス国立銀行)が40億ドルと、それぞれ為替スワップでユーロ圏、スイスの金融機関に自国通貨で供給しています。これももちろん年末越えの資金供給です。来年3月までも信用不安が治まらないようですと再び欧米の銀行のディーリングルームは3月期末越え資金調達でてんやわんやとなります。
為替市場は静かですが、昨晩のような小波が来ないとも限りません。米第三四半期GDP確定値(予想+4.9%)デフレーター(予想+0.9%)などの数字で大ブレすると薄商いの中、値が飛びますので気をつけましょう。良い数字には反応し、悪い数字は無視されるのでは思われます。
スペイン通信:スペイン語ではクリスマスのことをナビダード(Navidad)といい、メリークリスマスという言葉は フェリス・ナビダード(Feliz Navidad)と言います。スペインではクリスマスツリーではなくて、キリストが馬屋で生まれた情景を描いたミニチュアが飾られます。キリストの誕生を東方の三賢人がお祝いに訪れます。Melchor, Gaspar, Baltasarと呼ばれる三賢人が、らくだに乗ってきたり、馬車で来たりとそれぞれです。マドリッドの中心街を歩くとショーウインドーに多くのミニチュアが並び、情景が少しずつ変わっており、とても興味深いものです。非常にカトリックの宗教色が強いと言うのがスペインのクリスマスの特色です。12月25日は街のあらゆる店、レストラン、百貨店は閉まっていますから、スペイン旅行はこの期間は避けるか、どこかでのんびりと過ごすしかありません。尚、スペインではクリスマスは1月5日まで続きます。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。