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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
昨日の海外市場は薄商いの中、意外に大波があったようです。いろいろとニュースが出ました。主役はポンドでした。BOE(イングランド銀行)は12月7日に政策金利を5.75%から5.5%に引き下げましたが、政策決定委員全員による全会一致の決定であったことが議事録によって判明しました。市場は7対2位の比率で利下げに慎重な委員もいると見ていましたが、全会一致の決定と言うことで、サブプライ問題から発したイギリスの景気減速感に対して場合によっては追加的な利下げが今後必要になってくるのではとの読みが働きました。ポンド/ドルは海外市場で1.9929まで下値をつけたようです。注目していましたドイツIFO研究所発表の12月の景気指数は103.0と予想の103.8よりも悪い数字でした。結果としてポンドが一番売られ、ユーロが売られることとなりました。円クロスでのドル/円でのドル売りを誘発しましたが、朝起きたら昨日の東京の夕方の水準に戻っており、相場観は変わらないと思います。ただ、東京時間帯は、海外でドル/円の113円割れを見ていますから、怖くなった輸出業者のドル売りが散発的に出てくると思われます。東京時間帯での113.00割れは可能性としてあると思いますので要注意です。
「モルガンスタンレーお前もか!」と感じました。今度は中国政府系ファンドから50億ドル(5700億円)の出資を受けることとなりました。CITIが中東系、UBSがシンガポール系、そしてモルスタが中国系とバラエティーに富んでいます。次に受ける金融機関はロシア系か!市場に安心感が出ますが、どうも私は結果的に将来経営に口を挟んでくる可能性大とみて、市場原理で成り立っている金融市場がイデオロギーの異なる投資ファンドに影響を受けないかと心配しています。私の信奉するグリーンスパン氏が提唱するように、米国政府なり公的資金注入で援助されるか、それとも業績を早急に回復され、早く政府系ファンド筋に返済すべきだと思います。
静かな東京市場ですが、海外市場で薄商いの中、大ブレがあるかもしれませんので、のんびりしつつも、心の準備だけは怠ることなく市場と対話しましょう。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。