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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

おはようございます。

 

 

ユーロとスイスがアジア時間帯開始とともに更に上昇しています。ユーロ/ドルで1.5000を突破、ドル/スイスフランも1.0740とこちらもスイスフラン最高値です。

 

 

夜また動きましたね。夕方発表されたドイツの2IFO経済動向が104.1と予想の102.9よりも相当良い数字が出ました。ECB(欧州中央銀行)のインフレ懸念派が勢いを更に増し、当分利下げなどは行われないとの見方が相当強くなりました。私は東京でのG7後のトルシェ総裁の記者会見で、それを強く感じたわけですが、市場参加者も同意することになったようです。ユーロ買いが強まりました。この時点でユーロ/ドルの1.4800の強固なサポート(支持線)が確認され、安心してトレンドライン(相場の流れ)に乗ることになりました。

 

 

そして米国時間帯に移ります。1月のPPI(卸売物価指数)が+1.0%(前月比)と市場予想の+0.3%を遥かに上回る数字となりました。コア(食品とエネルギーを除く)の部分は+0.4%(前月比)とこちらは予想が+0.2%でしたから、大きな振れではありませんでした。結論として、原油高、商品相場の高騰でガソリン、食料品など市民生活に影響大の部分が大幅に上昇しているということです。米国市民は生活の中で物価高を実感していると思われます。インフレ懸念の確認です。そしてもうひとつの指標、2月の消費者信頼感指数の発表となりました。こちらは75.0と予想の82.0よりも大幅に下回った数字でした。米景気後退を強く連想させました。インフレ懸念と景気後退 これはスタグフレーション(stagflation (stagnation と inflation の合成語です。) インフレが進行しつつ、景気が後退していることを示します。)状態の入り口ではと言ったところです。そこをフォローしてしまったのが、コーン(KohnFRB(米連邦準備理事会)副議長の発言でした。「FRBはインフレ懸念よりも景気後退リスクを脅威として受け止めている。」として、利下げによる景気刺激を暗に示したようです。これで更にドルが売られたようです。今日と明日バーナンキFRB議長の上下両院での議会証言があり、注目されます。

 

 

米金融市場はウォール街はムーディーズ社(格付け会社大手)がモノライン(米金融保証会社)大手のMBIAのトリプルA格の据え置き(格付けについては226日モーニングレポート参照ください。)のニュースとIBM150億ドルに上る自社株買戻しのニュースで上がりましが、為替市場は純粋にPPIと消費者信頼感指数そしてコーンFRB副議長の発言に本当に素直に反応したようです。

 

 

為替市場の今後について話します。欧米のファンド筋のシナリオ通りに動いています。ドル/円でのドル安方向の流れかと強く思います。106.00での重要な節目を注意です。ユーロ/ドルでは1.4800が強固なサポートとなり、米利下げ、欧州金利現状維持の金利差拡大方向ということで、ユーロ史上最高値方向で進むでしょう。ユーロ/ドルでの1.5100が当面の目標です。ポンド/ドルも,私が注目していた1.9700を簡単に破ってきました。次の節目はちょっと上ですが、2.0400までありません。ユーロとポンドとも短期売買投機家が利食いを入れると思われますので、今説明しました、1.48001.9700のサポートだけは注意しておいてください。オージー(オーストラリアドル)とキューウィー(ニュージーランドドル)は順張りのロング継続です。クロス円はドル/円でのドルの下がりだけを注意です。

 

 

余談:キューバ:カストロ議長が引退して弟のラウル氏が跡継ぎとなったようです。もともとカストロ議長の先祖はスペインのガリシア地方(北西部)とのことです。スペインの統治時代のハバナは、確かひとつの植民地統治国家の首都でありまして、スペインと同様の大聖堂、市庁舎などが建てられました。社会主義政権が発足する前はアメリカの保養地として繁栄し、ヘミングウェーなどはこちらで長く過ごしました。有名な、「老人と海(The Old Man and the Sea)」はこちらが舞台です。ヘミングウェーはスペインの北部パンプローナの有名な牛追い祭り(San Ferminサン・フェルミン)をこよなく愛した作家でもあります。スペインからは、人気の海外旅行先であり、600ユーロ(約96,000円)が1週間滞在のホテル代+飛行機代です。言葉が通じますから、気軽に多くのスペイン人が観光で訪れます。国民の月収が1500円位と聞いていますから、コストパーフォマンス的には最高です。お土産は葉巻です。

体制的には、当分カストロ路線を踏襲ですから、米国との対決姿勢には変わりはありません。ベネズエラのチャベス大統領との共闘路線が続くと米国としては、喉もとのトゲとなります。特に原油価格に大いに影響を与えます。

 

 

それでは今日もがんばりましょう!

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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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