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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
おはようございます。
暇な金融市場、悪材料探しの市場環境です。
1.IMF(国際通貨基金)が、「世界の金融市場はもろい状況が続き、システミックリスク(連鎖破綻リスク)の兆しが強いままだ。」「銀行のバランスシートは新たな緊張を伴っている。」
2.メリルリンチが、リーマンブラザーズが第3四半期決算の赤字となり、住宅ローン関連で25億ドルの追加損失を計上する可能性があるとレポート。
3.ポールソン財務長官が住宅市場活性化策として、カバードポンド(担保付債券)の発行を提案する。大手有力金融機関が参加すると見られる。
4.米大統領経済諮問委員会(CEA)が、米国経済指標を下方修正した。
経済見通し:08年 1.6%(2月時点 2.7%) 09年 2.2%(3.0%)
平均失業率:08年 5.3%(4.9%) 09年 5.6% (4.9%)
消費者物価指数(CPI)08年: 3.8%(2.7%)09年 2.3% (2.1%)
財政赤字見通し:08年 3,890億ドル 09年 4,820億ドル
NY株式市場が大幅下落となりました。3を除いて金融不安を煽る材料ですが、市場は過剰反応していると思います。為替市場は意外と落ち着いています。メリルリンチの市場レポートなどは、同業他社の決算予想をするとは、倫理的になぜか納得できないです。
ニュージーランドの6月の住宅建設許可の数字が発表されました。-20.1%(前月比)と悪いようです。前月は-40.8%です。前月がもともと悪く、6月も引続き悪そうです。為替市場は反応していませんが、ニュージーランド経済は良くないようです。NZDは買えません。
今日はこれから日本の失業率など重要な経済指標の発表があります。特に6月の小売売上高は、景気後退感からか消費マインドが冷え込んでいることを証明することになるかもしれません。円安要因となりそうです。予想を並べましょう。
6月失業率:予想 4.0%(前月4.0%)
6月全世帯家計調査:予想-2.8%前月比(前月-3.2%)
6月小売業販売額・速報:予想-0.2%前年比(前月0.2%)
6月大型小売店販売額・速報:予想-1.9%前年比(前月-2.1%)
日本の為替市場の反応は薄いと思いますが、良く読めばドル買い/円売り要因となります。
それでは今日も為替相場と仲良く対話しましょう。
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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
72
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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