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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
おはようございます。
ドルが上昇しています。材料は次のようです。
1. メリルリンチが債務担保証券(CDO)305億ドルを当初価格の5分の1の価格で売却すると発表しました。そして85億ドルの公募増資と57億ドルの評価損の計上です。証券化商品を売却して損失を確定する方針を決定したことが評価したようです。でも、どこが買うのでしょうか。知りたいところです。投資銀行がこのような動きに出たことで金融株が上昇して、株価全体を押し上げたようです。ドル高要因。
2. OPEC(石油輸出国機構)議長が、「現在の原油価格は異常であり、長期的な価格は70~80ドルの可能性がある。ファンド筋、年金基金に対する規制を強化する動きと相まって下落傾向が続いています。ドル高要因。
3. 7月米消費者信頼感指数が51.9と予想以上の伸びとなりました。ただ、5月のS&P/ケース・シラー住宅価格がマイナス15.8と悪いものの、予想と大して変りません。5月の数字ということの気になります。景気は意外と悪くはないとの発想につながったようです。ドル高要因。
4. CBI(英産業連盟)流通業動向調査(7月)小売売上高指数がマイナス36と予想のマイナス15から大幅に悪化。ポンド売りを誘ったようです。これは、景気減速が明確になるとのキングBOE総裁の発言と一致しています。ポンド安方向が明確になりつつあります。ポンド/ドルで1.9700が見えてきました。
ユーロ/ドルが1.5700を大きく割ってきました。ユーロ圏の景気減速感の兆しも芽生え始めています。1.5400~1.5700のレンジ入りです。ドル/円は108円台入りとこちらもドル高。108.50が節目で注目です。ドル高傾向を意識して、重要経済指標を迎えることになりそうです。
豪ドル関連では6月の住宅許可件数が発表されます。予想はマイナス1.7%前月比、0.6%前年比です。先月の2.8%前月比、1.1%前年比から大きく下落する予想です。10:30頃発表です。豪ドルは慎重に行きましょう。
それでは今日も相場と仲良く対話しましょう。
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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
72
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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