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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

おはようございます。

 

 

まずは一番新しい情報からです。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は政策金利(OCR(Official Cash Rate))を現状の8.25%に据え置きました。内容を読むと、国内経済は世界経済の減速感から弱まりつつある。GDP(国内総生産)は今後3年間は2%の水準を予想している。インフレは高止まりで、インフレ目標の13%の範囲にするためには現在の政策金利を維持する必要性がある、としています。金利に素直に為替は反応しています。キューウィー(ニュージーランドドル)/ドルで、発表前の0.7970から0.8030に上昇しています。引き続き高金利維持ですので、海外からの投資が続きそうです。ブルトレンド(強気)継続です。

 

 

それでは昨晩を振り返って見ましょう。ポンドが一番大きく動いていたようです。2月の英消費者信頼感指数が78と悪い数字が出て、ポンド/ドルで1.9800をあっさり割り、1.9725近辺まで急落です。そして英2月の非製造業PMI54とこちらは良い数字で直ぐに1.9800近辺まで回復です。朝起きたらドル要因もあり.1.9920です。今日のBOE(イングランド銀行)の政策委員会での思惑があるでしょうが、非常にプロでも追っかけるのが至難の通貨です。FX初心者の方は手を出さないほうが良いと思います。昨日の動きですと、ヘッジファンドのポジションは非常に軽いと私は読んでいました。ロング(ポンド買い)です。コストは1.98半ばかと言ったところです。消費者信頼感指数で損切り、そしてPMIの数字で再度ロングに振り、そして米国市場で更に積み上げてしまったようです。ポンドは英国系金融機関の友達がいるとか、出来ればロンドン駐在の日本人、イギリス人を知っているとか、また綿密に英国のファンダメンタルズ(経済指標の時系列的情報分析)がないと収益をあげるのは難しいです。金融機関のディーリングルームでもポンドディーラーが一番難しいポジションです。昨今では、東京の外資系銀行でもポンドのポジションは持たなくすべて海外支店、アジア時間帯であればシンガポール支店に丸投げしているとも聞きます。余程研究しないと金融機関のディーラーでも収益をあげることが難しい通貨であると皆さん認識してください。ましてや対円でポジションを持つと本当に難しいです。むしろユーロ/ドルとかドル/スイスフランのほうが分りやすいと思います。

 

 

米国時間帯でもいろいろとありました。モノライン(米金融保証会社)アムバック救済計画が出て15億ドル(1545億円)の資本増強をするとのことです。少なすぎないかとの評価があります。ただ、その資本増強額に対しては全額申し込み(普通株)があったとのことです。これはドルに対して緩和要因か。そして注目の2月の1SM非製造業景況指数が49.3と市場予想よりもかなり良い。ということでドルが買い戻されたようですが、若干です。ポールソン財務長官の米景気の減速懸念発言と、ベージュブックの中身で「本年初めより経済減速。不動産分野が悪い。雇用ベースも減速」とドル悲観論で、ドル売りとなったようでした。

 

 

ということで金融市場と為替を展望してみましょう。私はいつも金相場を最近一番に見ています。今日は上昇の現在987ドル(1オンス)で取引と、ドルからある種の通貨である金、そして、OPEC(石油輸出国機構)の日量生産の現状維持で原油に資金が流れています。ということは、為替ではユーロに流れて史上最高値をつけました。ストカスティックによる分析ですとドルが買い戻されても良さそうですが、市場参加者は非常に強気にドル売りに動いているようですが、意外と明日の雇用統計待ちのところで、薄い市場でプライスが跳ねている気がします。良くあることです。ポジションが少ないところでのユーロ、ポンド、そしてオージー(オーストラリアドル)そして若干円に流れてきているのでは読みます。テクニカル的に節目を見ながらのディーリングです。ドル/円は東京では上値104.00として、明日の発表待ち。下値で103.50近辺くらいの狭いレンジを今日(アジア時間)は予想します。ユーロ/ドルは下の重要な節目の1.5100が昨日割ることなく市場最高値となり、1.5400方向です。ユーロロング(買い持ち)継続で大丈夫です。ポンドは先ほどの説明どおり。オージーは昨日分析しましたが、下の0.9100を割らなかったことで一安心です。0.9600方向と読みます。高金利維持で利下げはないなと言ったところで、ロング(買い持ち)継続です。

 

 

スペイン通信:今週日曜日(9日)にスペインの総選挙があります。4年前には1週間前にマドリッドで同時多発テロがアルカイダによって引き起こされました。当時の国民党アスナール首相がテロはエタ(バスクの分離独立を願う過激派)の仕業と決め付け、事件の概要が明らかになるにつれ、エタではないことが判明しました。この対応のまずさから、結果的に当時の野党社会党が政権をとることとなりました。当然国民党が政権を引き継ぐと思われましたが、テロで政権が交代したユニークなケースです。今回はサパテロ首相率いる現社会党が優勢のようです。サパテロ首相は政権奪取後、いち早くイラクから派遣部隊を撤退させるなど、前政権とはかなりの温度差の政権運営をしました。なんと4年間で一度もブッシュ米大統領と首脳会談を行っていません。日本の首相がいち早くワシントン詣をするのとは対照的です。ところで、ホワイトハウスはスペイン語ではカサ・ブランカ(Casa Blanca)と言います。文字通り白い家を意味します。

 

解説:PMIPurchasing Managers Index)企業の購買担当者への聞き取り調査の集計結果によって、業況の判断材料とされる指標です。50を上回っていると業況が良いとの判断、50を下回っていると悪いとの判断がされる指標です。

 

 

今晩のBOE(イングランド銀行)とECB(欧州中央銀行)の政策決定会合分析はイーブニングレポートでします。

 

 

それでは今日も頑張りましょう。

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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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