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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

おはようございます。

 

 

欧州通貨がドル売りを牽引しています。そしてそのおこぼれでドル/円でドル売りとなっています。ユーロ/ドルもドル/スイスフランもそれぞれユーロ、スイスフラン史上最高値圏でアジア時間帯に戻ってきています。金は利食いで現在978ドル(1オンス)と昨日よりも10ドル近く下げていますが、原油は依然投機資金が入ってきています。(金相場を見るときは円対価での金相場は参考になりませんので注意してください。)ドル売り加速でいよいよ今晩メインイベント(米雇用統計)を迎えます。日中はのんびりと相場を眺めていましょう。

 

 

それでは昨晩を振り返ってみます。アジア時間夕方に米投資会社カーライルが投資ファンドで追証を求められてそれがディフォルト(債務不履行)となっているとのニュースが飛び込んできました。一斉にドル売りに反応しました。そしてBOE(イングランド銀行)の金融政策委員会での政策金利発表。私の予想通り政策金利変更なしです。(5.25%)そして次にECB(欧州中央銀行)の定例理事会での政策金利の発表。こちらも変更なしです。(4.0%)トリシュ総裁の記者会見が注目されました。注目点は、「インフレ抑制が最優先課題である。 短期的なインフレに強い上昇圧力がある。先週のブッシュ大統領の強いドルは米国の国益に叶うとの言葉に特別の注目を置いている。」の3点です。スペインはインフレ率4.4%です。当分ECBによる利下げはないとの発想です。逆に利上げもあるのかなとの印象さえ受けます。金利に素直に反応する為替相場です。米ドルとユーロとの金利差拡大定着と欧州サイドからの積極的なユーロ高牽制(実弾介入)はないとの発想で、ユーロ買いに動いたようです。米国市場に移ってからは、米住宅ローン会社ソーンバーグ・モーゲージの破綻の話とアジア時間帯のカーライルの債務不履行の話で、ドル売り、株売り、原油高となったようです。

 

 

本日は日本銀行で政策決定会合最終日ですが、政策金利が0.5%と景気対策としても実質ゼロ金利状態の全く武器なしの状態です。最後の記者会見となる福井総裁がかわいそうだ。どうも民主党幹部を中心として日本株売り、日本不信がどこから発信されているのか理解されていないようです。財務相出身の武藤副総裁は日銀に移られてから頑張っておられる。そして国際的にも顔が利く。米国でもグリーンスパン前議長は、政府機関(確か予算局長)にも籍を置かれていました。早く決定して、日本の金融政策の顔を前面に出さないと、ますます外国人投資家が日本株への投資を控えることとなります。株安→円高→株安→円高といびつなサイクルとなってしまっています。

 

 

それでは為替相場に戻ります。一番相場が若いのがポンド/ドルのようです。2日前の乱高下でポジションが切られ、新たなポンド買いが入ってきたために、一番ドル売りのポンド買いとなっています。2.0400が当面の目標です。ゴールドマンサックスが2.0600を最初の目標として顧客にポンド買いを勧めているようです。ただし、日本の投資家はポンドは一番勉強していないと大怪我をする通貨であることを認識しておいてください。綿密に相場を追う必要があります。対円ではドル/円での下落リスクが高いのでもっと難しい。もし現在の状況で相場に入るのであればポンド/ドルで入らないといけません。ユーロ/ドルとドル/スイスフランがもっとも素直な反応です。金利が分れば相場が分るとの教訓が活きます。スイスフランは逃避資金先としても金と同様に買いが入っているようです。ストカスティックはドル買い戻しサインなのですが、トレンドライン(相場の流れ)を素直に上昇しています。(スイスフランではドルの下落)ユーロ/ドルの1.5400が当面の節目ですがこれは弱い節目です。強い節目は1.5700です。今晩の数字次第でこのあたりまでユーロ高になる可能性はあると読みます。ドル/円は欧州通貨のおこぼれで動いています。従ってドル売りの流れに巻き込まれた状態と考えます。上値の103.50がレジスタンス(抵抗線)となり、現在は101.00という本来の目標節目へと動いています。ドルベア(ドル弱気)方向は明確です。今晩のことはイーブニングレポートで考えて見ましょう。

 

 

 

思い出:シンガポールで迎える米雇用統計:米雇用統計は毎月最初の週の金曜日です。

日本ですと、午後10時半、夏時間ですと午後9時半です。所変わってシンガポールですと、日本との時差1時間ですから、午後9時半、夏時間ですと午後8時半です。ちょっと早いなとの感覚があります。日本では私は東京近郊に住んでいますから、夜が遅くなると、最終の電車が気になります。しかし、シンガポールではそんなの全く関係ありません。私はオフィス近くのホテルかサービスアパートメントに滞在していましたから、ホテルの場合は歩いて5分、そしてサービスアパートに滞在していた時はタクシーで10分と本当に職住一体といった感覚です。(タクシー料金は本当に安く足代わりです。)相場が荒れていても発表後2時間いても11時半です。予想通りで相場が凪の場合は、直ぐにイギリス人連中とパブに出掛けて一杯です。このようなことを考えると欧米人にとっては東京よりもシンガポールの方が仕事明らかにしやすいですね。東京が国際金融市場から取り残される訳が理解できます。

 

 

それではリラックスして東京時間帯を過ごしましょう。

 

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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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