[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
おはようございます。
オーストラリア準備銀行が今朝(午前10時30分)に7月1日に開催された金融政策委員会の内容を記した議事録を発表します。7月1日発表の声明では、消費者物価(CPI)はここ数四半期は原油価格の高止まりから高水準が続くが、長期的には下がるとしています。現在の金融スタンスは適切であるとしています。労働市場は弱含みで、信用収縮が進んでいるとしています。利上げも利下げも匂わす表現が使われていないことから、議事録でも同様と思われます。現在豪ドル/ドルで0.9700を上回っています。一旦利食いの豪ドルがでるのではないのでしょうか。下がったところは、拾ってよいと思います。
米2大住宅金融公社の問題は根が深そうです。ポールソン財務長官の日曜日の救済策発表で、昨日行なわれたフレディマックの短期債入札(30億ドル)は順調で進んだようです。しかし、株価はフレディマックが7.11ドル(今日64%下落、年初から79%の下落)、ファニーメイが9.73ドル(今日76%下落、年初から76%の下落)と、すっかり信用がなくなっています。政府が保証していると思い込んだ投資家は、両公社が債務不履行になれば大変なじたいとなり、サブプライムローン問題以上の事態となります。ファニーメイとフレディマックの債券保有額が、中国3,760億ドル、日本2,280億ドルとなっています。
ドル/円は、丁度金曜日のNYクローズの時点と同じ106.20近辺、ユーロ/ドルは、1.5900と若干昨日の東京よりも下がっており、ポールソン財務長官、FRBの支援策発表にも関わらず、ドル買戻しを打ち消した水準です。米国自体の不信感が、ドルの売りを誘いそうです。
それでは、今日も為替相場と仲良く対話しましょう。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。