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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
お疲れ様です。
いろいろな噂が飛び交い為替相場が動いている模様です。基本的にはなにも米国のサブプライム問題で進展はなく、関連のヘッジファンドが破綻するとの噂とかで動いていたようです。(私は十分ありえる話であると思います。)
政府・自民党からも為替についてもコメントが出てきています。伊吹自民党幹事長は、為替介入について日本だけの対応では難しい、とコメントされた。さすが元大蔵官僚ですね。本質をお分かりのようです。額賀財務相は、テキスト通りのコメントで、過度の変動は好ましくない。為替レートについてはノーコメント、と言ったところです。兜町は朝方上昇していましたが、午後はじり安の約190円安と、円高→株安→円高→株安の流れが変わっていないことを確認したかの動きでした。金相場は現在997ドル(1オンス)で取引されていますので、再び1000ドルを突破する勢いのようです。どうも、流れは変わっていませんね。安全志向、資金逃避、インフレに強い商品へと、ドルからシフトしているようです。米国内的には、債券へと向かい、為替的にはドル以外の通貨へといったところです。
それでは為替市場を振り返ってみましょう。アジア時間帯には、ドル/円は一旦101円を付けましたが、僅かな時間であって、直ぐに100円台へと戻りました。そしてありそうな噂で100円割れへと。しかし100円割れは長くは続きませんでした。今回の戻りでは変な動きはなかったようでした。テクニカル的には101.00がレジスタンス(抵抗線)として根を張ってしまったかのようです。何度も100円割れをトライしながら96.00へ向かうのかまだ確認はできません。来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ発表待ちのバーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長の記者会見でどのような今後の見通しをされるのかを見守る状況となるのではないのでしょうか。まさかドル売りを誘発するような発言はなさらないと思いますが。でもドルの戻り売りのスタンスかと思いますが慎重に。ユーロ/ドルとドル/スイスフランが史上最高値を更新する勢いです。ドル/円もどっしりとした欧州通貨の後追いの気がします。ユーロ/ドルの1.5700とドル/スイスフランの心理的節目の1.0000を注目です。オージーについては、モーニングレポート通りです。
今晩の注目点はユーロ圏、米国ともCPI(消費者物価指数)です。欧州時間帯では2月のユーロ圏CPIです。予想は3.2%(前年比)です。ユーロ圏もインフレ目標が2.0%ですから、相当高いレベルの予想であり、到底利下げなどとの話にはなりません。3%割れの数字が出ても、大きくユーロが売られるとは思えません。そして米国の2月のCPIへと。予想は+0.2%(前月比)です。こちらは来週のFOMCを控えて、高い数字が出ても大きくドルが買い戻されるとは思えません。逆に低い数字が出てドルが売られるとも思えませんが。むしろ、ミシガン大学消費者信頼感指数の数字に反応するかもしれませんね。3月速報値の予想は69.5です。悪い数字(低い)が出てドル売りの理由付けとなる可能性は否定できません。
それでは本当に疲れた1週間でした。お疲れ様でした。TGIF
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。