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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

おはようございます。

 

欧州市場が休場でNY市場が開いていたという状況で薄商いの中、値が飛ぶ状況(ボラタイル(volatile market))であったようです。

 

NY株式市場が活況であったようです。ベアー・スターンズ買収額に関してJPモルガンが1株あたり2ドルから10ドルに引き上げたことと、2月の米中古住宅販売件数が503万戸と予想の485万戸よりも良いということで株買いの理由付けとなったようです。しかし、前年比ベースではマイナス8.2%と評価できる数字ではないようでした。

 

 

昨日触れるのを忘れてしまったのですが、昨日日本の法人企業景気予測調査が発表され13月期の景況判断指数がマイナス9.3, そして46月期がマイナス2.3の見通しとのことです。20071012月期がプラス0.5%でしたから、全く景況感が悪い方向に向かっているようです。為替はドル/円については、米国の要因で動いていますが、ドルが反転して買われる状況が出てくると日本の景況感の悪さで円売りになる局面もあろうかと思いますので、この点脳裏に焼きつけておきましょう。

 

 

それでは金融市場・為替市場について読みましょう。まず金相場。昨日夕方908ドル(1オンス)と売り基調でしたが、NY市場では一転買い基調となり925ドル近辺までつけ、その後反落の現在918ドルの取引です。これをどのように解釈するかですが、基本は薄商いの中での取引を念頭に、利食い後の新たなポジションかとも解釈できます。そして為替市場ですが、夕方は私のシナリオ通りドルの買戻しで、対ドル円、ユーロ、ポンドは売られていました。しかしNY市場に入ると、「円キャリートレード」、「スイスキャリートレード」を好む投資家が入ってきて、私のシナリオを崩してしまいました。円キャリートレードでドル/円は予定通り101円手前まで来ましたが、ユーロ/ドルとポンド/ドルは誤算でした。本来ウォール街の活況は前面ドル買いとなり、資金繰りに窮しているヘッジファンド、レバレージを効かした投資家にとってはドルの買い戻し局面と読んでいたのですが。ただドルには常に金融不安とファンダメンタルズの悪化(マイナス成長観測)の悪材料があります。あるとき下駄を外されてドルベア(弱気方向)に行く可能性が高いと思います。円キャリーでのポジションをお持ちの方はこの恐怖と戦いつつ、取引を進めなければなりません。ご注意を。ここ半年ドル/円での下落が早く下駄を何度か外されています。考えは当たっているのですが、技術的にやられるわけです。

 

 

ドル/円の101.00は極めて重要です。私が一度達成感を感じていたレベルです。更にファンド筋のドル買戻しが入るか、円キャリープレーヤーが強力にキャリートレードを進めるかによります。おそらく付けに行く展開と思います。そこで次のシナリオが出来上がります。101106のレンジ入りか、ファンダメンタルを考えてやはり96101のレンジに戻るのかを考えることとなります。再度ドル売り仕掛けをするには、シカゴのファンド筋の円ロング(ドル売りポジション)を消化する必要があります。101106のレンジ入りの方が、ビッグピクチャーシナリオにはやりやすい。ユーロ/ドルは円キャリープレーヤーによって1.5400を回復させられてしまった。しかしユーロについてはECB(欧州中央銀行)がインフレ抑制最優先の姿勢を崩していないために私はまだユーロ高方向の見方をします。その意味では重要な節目1.5400維持できるかを見たいものです。またポンド/ドルについてはBOE(イングランド銀行)への私の見方がタカ派(インフレ抑制重視)から中立へと変更しましたので、もう少し様子をみます。オージー(豪ドル)/ドルはキャリートレードのポジション作りからか再度0.9100を狙っています。オーストラリア準備銀行の引き締め政策基調に変化はありませんから、0.9100がテイクン(Taken 買われる)されれば、オージー買いを継続してよいと読みます。その場合0.91000.9600のレンジです。

 

 

思い出:フランス人の英語:外資系金融機関に勤めていたときに一時期上司がフランス系スイス人になったことがありました。初老の素敵な典型的なフランス人です。ピンクのシャツが肌と合って、また素敵なファッションセンスの持ち主でした。ファッションはフランスに負けるなと私は実感しました。しかし、最初彼が上司になって言葉が時々分りません。フランス語なまりの英語です。まるでフランス語を聞いているような状態ですが、確かに英語です。彼が昼に出掛けるというので、日比谷公園近くのレストランに行くらしいのですが、Hibuya Park ではなく、Ibiya Park らしい。わざわざ恵比寿に行くわけでもないのですが。そしてはたと気がつきました。フランス語では H を発音しないことを。このことが分ければフランス人の英語にはほとんど対応できます。スペイン語でもHは発音しません。相手を分ろうとする努力をすると、その内に人間的な付き合いをすることができます。現在はレマン湖のほとりでのんびりと悠々自適の生活をされていると息子さんから聞きました。

 

 

それでは今日から通常のマーケットに戻りますから、気を抜かないで市場を見守りたいと思います。

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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。

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プロフィール
HN:
水谷 文雄
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1953/03/09
職業:
スペイン研究家
趣味:
旅行、陶芸、料理
自己紹介:
スイス銀行(現UBS)などで、為替、金利ディーラーとして20年以上のキャリアを歩む。
国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。
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