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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
おはようございます。
オーストラリア準備銀行が今朝(午前10時30分)に7月1日に開催された金融政策委員会の内容を記した議事録を発表します。7月1日発表の声明では、消費者物価(CPI)はここ数四半期は原油価格の高止まりから高水準が続くが、長期的には下がるとしています。現在の金融スタンスは適切であるとしています。労働市場は弱含みで、信用収縮が進んでいるとしています。利上げも利下げも匂わす表現が使われていないことから、議事録でも同様と思われます。現在豪ドル/ドルで0.9700を上回っています。一旦利食いの豪ドルがでるのではないのでしょうか。下がったところは、拾ってよいと思います。
米2大住宅金融公社の問題は根が深そうです。ポールソン財務長官の日曜日の救済策発表で、昨日行なわれたフレディマックの短期債入札(30億ドル)は順調で進んだようです。しかし、株価はフレディマックが7.11ドル(今日64%下落、年初から79%の下落)、ファニーメイが9.73ドル(今日76%下落、年初から76%の下落)と、すっかり信用がなくなっています。政府が保証していると思い込んだ投資家は、両公社が債務不履行になれば大変なじたいとなり、サブプライムローン問題以上の事態となります。ファニーメイとフレディマックの債券保有額が、中国3,760億ドル、日本2,280億ドルとなっています。
ドル/円は、丁度金曜日のNYクローズの時点と同じ106.20近辺、ユーロ/ドルは、1.5900と若干昨日の東京よりも下がっており、ポールソン財務長官、FRBの支援策発表にも関わらず、ドル買戻しを打ち消した水準です。米国自体の不信感が、ドルの売りを誘いそうです。
それでは、今日も為替相場と仲良く対話しましょう。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
お疲れ様です。
今日は朝からポールソン米財務長官の米2大住宅金融公社(GSE Government Sponsored Enterprises)(ファニーメイとフレディマック)の救済策が発表され、内容を少ない情報の中、内容を理解するのに時間を要してしまいました。財務省は、貸出枠を拡大して十分に資金供与をする。また、前例のない措置として、必要に応じて両GSEの株式を取得する。FRB(米連邦準備理事会)は、2.25%での公定歩合での連邦準備銀行の窓口貸出制度を認めると発表しました。どれだけの評価損を抱えているか、米財務省もFRBのはっきりと把握しているか定かでない時点で、これで金融システムの不安が解消されたと断言できるといえません。具体的にどれだけの額を資本注入して、株式を買い取るのか、あるいは、どれほどの窓口貸出をするのか見極めたいと思います。
イスラエルの軍事演習がエスカレートする中、イラン大統領が、攻撃は断固阻止するとの発言をしています。イスラエルには背後に米国が控えています。きな臭い話には、この手のニュースには、原油・金相場は敏感に反応します。原油が現在145ドル台、金価格が965ドル台とじり高です。米株式次第で、ドル売りの商品相場急騰、そしてユーロ買いへと相場展開するかも知れません。
ドル/円は、相場が飛んでも107.50近辺で止められるものと思います。下がっても、ポールソン財務長官に敬意を表して106.00近辺ではないのでしょうか。シカゴ筋は、ポジション方向に迷いがあると思っています。ユーロは、どちらかと言えば、ユーロ高ですが、今日のところは、ドル/円同様、米政府に敬意を表して、ドル若干の戻しと思います。でも下がったところは買いで投機筋は攻める。豪ドルは、明日の議事録で一旦利食いの豪ドル売りとなり可能性があると思います。最近になく巨大なポジションを投機筋は構築しています。
ここでテクニカル分析をしてみましょう。
ドル/円:ストカスティック分析:スロー・ファーストとの60%近辺で交錯して下向き。ドル売りサイン。移動平均線では方向性見えず。ポリンジャーバンド:両バンドの中間を推移し、方向性見えず。
ユーロ/ドル:ストカスティック分析:スロー40%,ファースト60%と交錯して上向き。ユーロ買いサイン。移動平均線:9日線1.5780 , 21日線1.5689 90日線1.5645のなっており、
それぞれ並行して上昇しています。ユーロ買いサイン。ポリンジャーバンド:上のバンドに沿って上昇しています。これも買いサイン。
ポンド/ドル:ストカスティック分析:スロー・ファーストとも40%を挟んで上昇しています。ポンド買いサインですが、ちょっと弱いと思います。移動平均線:21日線が9日線をクロスしそうです。デェッドクロスのようです。ポンド売りサイン。ポリンジャーバンド:両バンドからは離れた動きとしています。
オージー/ドル:ストカスティック分析:ファースト60%, スロー40%で交錯後、上昇中。豪ドル買いサイン。移動平均線:9日線0.9607 21日線 0.9561と間隔を開け上昇中。上昇余地あり。ポリンジャーバンド:上のバントを突き抜けています。利食いのタイミング。
相場が見えない時はテクニカル分析に頼るのが良いと思います。相場の心理がそこには入っています。
それでは、Have nice day.
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
おはようございます。
ポールソン財務長官が日曜日に記者会見して、米政府系2大住宅金融公社のファニーメイとフレディマックに必要に応じて資本注入し、FRB(米連邦準備理事会)が資金繰りを全面的に支援すると発表しました。市場に安心感を出そうとの意図と思います。金融市場 とりわけ株式市場の下落を防ぐために異例の日曜日の発表です。為替市場も、ここからの大きな下落はないと思われます。欧州勢が出てきてからのドルの買い戻しが進むと思います。しかし、ドル/円で107.00位までの戻りが精一杯ではないでしょうか。
米政府系2大住宅金融公社のファニーメイとフレディマックの経営危機を端に発した金融システム不安と米金融機関の四半期決算の発表が今週の焦点です。米政府系2大住宅金融公社は、債券発行残高が2社合計で1兆6千億ドル(約170兆円)強と米国債の発行規模の4兆7千億ドル(約498兆円)の3割強と巨額です。そして両社が保有・発行する住宅関連の証券化商品は約5兆ドル(約530兆円)にのぼります。米国全体での住宅ローンの70%が何らかの形で関与しているとのことです。バーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長は、両社を監督する立場の米政府支援機関(GSE)に対して連邦銀行が直接貸し出し(窓口貸出)の可能性を示唆し、対策に取り組み始めました。国有化との話しも出ています。大きな新たな金融界の火種となっています。
米金融市場では、政府の財政状況が悪化するのではとの懸念から、債券、株式そしてドルが売られてトリプル安の状況で、今週はこの流れに乗った動きを予想します。通常信用収縮が市場の中心テーマと時は、株式を売って債券に資金を移す動きをするのですが、今回は米国債の悪化懸念から債券が売られ金利上昇となっています。米国自体が買えない状況と言えます。急いだ対策を打たないと益々米金融市場自体が悪化の一途を辿ることになります。その意味では、今週火曜日と水曜日に行なわれるバーナンキFRB議長の議会証言は非常に重要で注目を集めます。議長としては、市場に安心感を与える証言が期待されています。
欧州では、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁が定例理事会から1週間が過ぎ、再びECBの立場を強調されています。物価の安定が最重要課題だとして、インフレスパイラルのリスクを抑える決意を示唆されています。ひょっとして追加利上げの可能性はないとは言えない状況になっています。ユーロ圏消費者物価指数4%(前年比ベース)が今後どのように推移してゆくかをECBは注目しています。水曜日の6月の消費者物価指数の動向に注目です。数字が4%を上回るようですと、追加利上げ観測が浮上してきます。
イランがミサイル試射をしたり、イスラエルがイランの核施設攻撃の軍事演習をするなど、地政学リスクが高まっています。原油相場と金相場が急騰しています。過剰流動性からくるマネーが、米国債・米国株を売り、即ちドルを売り、その投資先として、ユーロ、原油、金の向かう流れは変らないようです。金が再び1000ドル(1オンス)を付けに行く勢いです。現在960ドル近辺です。
オージー(豪ドル)が勢いに乗っていますね。ドル売りトレンドに乗っているようです。今週火曜日にオーストラリア準備銀行の議事録が発表されます。7月1日開催分です。利上げは当面ないとの声明文でしたので、議事録の同じ内容であれば、一旦豪ドル利食い売りとなります。しかし、下値は拾う展開でしょう。豪ドル/ドルで、0.9600がサポート(支持線)となることが出来るか注目しましょう。
シカゴ筋(CME)情報:7月8日時点
円 ネットロング 5,326枚(前週比-10,680枚)、ユーロ ネットロング 24,007枚(-3,676枚)、ポンド ネットショート 8,298枚(+5,667枚)、スイスフラン ネットショート 4,697枚(ネットロングからネットショートに転換 ネットショートが+11,304枚)、オージー(豪ドル)ネットロング 49,306枚(-2,103枚)、キューウィー(NZD)ネットロング 2,141枚(-2,103枚)
気迷い相場のなか、利食いをしていたと思われます。ユーロは意外と大きなポジションで一部損切りの出たようですが、恐らく現在は前週以上のロングポジションになっていると思われます。スイスフランがネットショートに転換していますが、地政学リスクから現在は再度ネットロングに転換していると想像します。オージーは利食いしつつの巨大ロングポジション継続です。
それでは、今週も市場と仲良く対話しましょう。
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。