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上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
皆さん、こんにちは。
本当に流れは変ってしまったのでしょうか?雇用統計の数字には考えさせられました。5月の非農業部門雇用者数はマイナス49,000人と予想にマイナス58,000 人からはそれほど悪くない数字でした。失業率が5.5%と予想の5.1%から大きく乖離して市場にショックを与えました。ポジションはどのように傾いていたのでしょうか。バーナンキFRB(米連邦準備理事会)のインフレ重視とドル高発言でドル/円は、ドルブルの方向へ傾いていたと想像されます。2~3日前に構築したドルロングのポジションの損切りのようで予想以上に値幅を飛ばして下げました。このようなケースは冷静に考えると現在はほぼポジションがない状態です。ただしシカゴ筋はドルショートの根っ子のポジションの長く保持し続けています。今日のバーナンキ議長の講演でインフレ重視、金利高方向、ドル擁護となれば、また流れが変る。
今日は東京市場では兜町が大幅下落と、また金相場が900ドル(1オンス)と安全志向へと向かっています。ただ、これは本物の流れではなく損切り相場です。最近のリスクを取りに行く流れにもう一度戻る局面も予想される。
ユーロ/ドルはトリシェECB(欧州中央銀行)総裁の次回での定例理事会での利上げの可能性の示唆されたことで、ユーロ買いのドル売りとなっています。原油への投機マネーがドル売りを後押しした。ユーロ/ドルで1.5700の重要な節目をあっさりクリアーして1.6300を狙う勢いです。ポジション的にはシカゴ筋は右に左に右往左往で軽い。
もう一度今週の米国指標と金融当局者の発言でヒントを読み取る週となります。今日はバーナンキ議長の講演に注目としましょう。
それでは今日はこのあたりで。
Have a nice day!
上記見通しは、見解に過ぎず、相場展開を保証するものではありません。最終的な投資決定は、投資家ご自身の判断で行われますようお願いします。
皆さんこんにちわ!
トリシェECB(欧州中央銀行)総裁が、定例記者会見の場で、タカ派の発言が出て、来月にも利上げを示唆しました。今回は政策金利の据え置き(4.00%)を決定しましたが、次回の定例理事会では、今後発表される消費者物価指数(5月:3.6%)を睨みながら利上げを決定する可能性がありそうだ。ただ、確実とは言っていなく可能性があると言及した。これで世の中タカ派多くなってきている。
バーナンキFRB( 米連邦準備理事会)議長がインフレ抑制重視の年内にも利上げの方向のようです。信用収縮問題は、格下げの話、リーマンブラザースの増資に話と色々と出てきますが、ニューヨーク連銀の巧みなオペレーションで乗り切れるとの議長の自信の表れである。これからはインフレ対策に重点が移る。
為替市場はドル/円では、株価高騰のセオリー通りのドル買いが続く。唯一日本銀行が金利をいじれない状況で安心してドル買いに向かう。東京時間帯は輸出の先物ドル売りで頭が重いものの、心理的な節目の106.00を越えてきている。今日の米雇用統計次第ですが、良い数字が出れば、中期的に108.50方向が見えてくる。ユーロ/ドルは、ここは一旦トリシェECB総裁のタカ派発言を重視する必要がある。ファンド筋の一旦ドルは再び原油に動かし始めたようです。1.5400~1.5700のレンジで、FRBとECB共に利上げ方向と読みづらい展開です。米雇用統計を見て米ファンダメンタルズを確認し、月末のユーロ圏消費者物価指数を見ての来月3日のECB定例理事会の政策金利の決定を待つこととなります。ユーロ/円は、ドル/円でブルトレンド継続であれば、ユーロロングでワークすると予想します。(スペイン旅行が益々遠のくので、個人的には嫌な流れです。)
今晩は何と言っての5月の米雇用統計の発表です。予想はマイナス5.8万人です。ADP全米雇用報告と新規失業保険申請件数で良い数字がでたため、意外と良い数字が発表です。でもこればっかりは、蓋を開けてのお楽しみに。予想が外れるものと考えた方が良い。ポジションはリスクコントロールできる範囲にとどめることをお勧めします。
それでは今日はこのあたりで。
Have a nice day!
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皆さんこんにちは!
2日間続けてバーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長がタカ派的発言をしています。今度は為替に関するコメントはポールソン財務長官に遠慮されたか控えられている。「長期的インフレ期待を示す厳しい一部統計がここ数ヶ月間に上昇している。それはFRBにとっては重大な緊急事項になる。(significant concern)」と講演で語られている。インフレ率が過去4四半期で平均すると3.5%と非常に高い数字である。但し1970年半ばの2桁インフレ時代ほどではないとした。格付け機関のムーディーズ社が、モノライン(金融保証会社)大手のアムバック・フィナンシャルとMBIAを格下げにする見通しとの記事もかき消された形となってしまったようだ。テーマが信用収縮からインフレ懸念へ移っていることが伺えます。ドル買いへと市場が大きく傾いている。
ニュージーランド準備銀行が金融政策決定理事会を開き、政策金利(オフィシャル・キャッシュ・レート)8.25%の据え置きを決定しました。ボラード総裁は将来の金融政策に言及し、経済活動が以前の声明発表の時よりも現在は弱含んでいるとし、インフレ圧力が後退するとして年内の利下げとする見通しを示しました。ニュージーランドドル/ドルが0.7800近辺から0.76台へと売られています。しかし、まだまだ数少ない高金利通貨をみれば、大きく下がった所は、拾ってくる投資家はいる。
金価格は870ドル台(1オンス)と下げ基調。根雪の部分が850ドル近辺と言うことだから、一相場が終わろうとしている。原油相場も122ドル台と調整局面のようです。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物市場のヘッジファンドを中心とした大口取引の買越し残高が急減しているらしい。ピーク時の5月半ばからは、74%も落ちてきている。ファンド筋はドルに代わる資産として原油に移していたのですが、この所、ユーロ/ドルでドル高傾向になり、原油売りのユーロ売り/ドル買いに資産を移動し始めたようです。
為替市場を見ると、ユーロ/ドルが1.5400を割ってきています。重要な節目ですので、注視しましょう。1.5400がサポート(支持線)からレジスタンス(抵抗線)に変ったことが確認されれば、次の目標は1.5100となります。シカゴ筋の迷っていたところでユーロショート(売り持ち)に傾けていることが予想される。本日のECB(欧州中央銀行)の定例理事会では政策金利(4.00%)の据え置きの予想ですが、決定後の記者会見を注視する必要があります。タカ派のトーンが下がっていればユーロ売りに弾みがつきそうだ。BOE(イングランド銀行)も政策決定委員会を行いますが、こちらも政策金利(5.00%)据え置きが予想されます。ファンダメンタルズがこのところ悪い英国の状況からポンド売りが継続しそうだ。ポンド/ドルで1.9100~1.9700のレンジの動きで、1.9100の方向を読みます。最後にドル/円は大きな流れに乗った106.00方向ではなかろうか。
それでは今日はこのあたりで。
Have a nice day!
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お疲れ様です。
バーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長が異例の強いメッセージを送りました。「米政策金利は物価上昇の圧力と成長へのリスクに対処する上で「良い位置」にある。ドルの価値の変化がインフレとインフレ期待に及ぼす影響を注意する必要がある。FRBと米財務省を引き続き為替市場の動向を非常に注意深く監視する。(carefully monitor development in foreign exchange markets)」と語りました。物価安定維持の責務を預かるFRBとしては、インフレの進行状況について論じることは許されます。「良い位置」とは、信用不安はなく、物価安定の維持が重要と、前回のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、金利据え置き派は過半数を占める中、0.25%の利下げを決定し2.0%の政策金利に強く説得したバーナンキ議長の豪腕ぶりを示した形でした。そのした経緯での今回の講演会での発言ではなかったのではと推測します。金曜日の雇用統計の発表を控えて思惑が飛びます。議長たりとて労働省から事前に情報の提供を受けることは出来ません。そして、為替についての言及は異例中の異例です。これまでにこのような発言は聞いたことがありません。ドル安がインフレを加速させることは好ましくないと。ポールソン財務長官には、「FRBと財務省は」と最低限の決まりは述べたものの、不快感をポールソン財務長官は持つだろう。市場参加者はドル買い戻しに走ることとなりました。
オーストラリアの第一四半期のGDP(国内総生産)が午前中に発表されました。0.6%(前期比)、3.6%(前年比)と予想を上回る数字で、一旦利食いを掛けた投機筋が再度オーストラリアドルを買い始めたようだ。シカゴ先物市場のポジションを見るとこの所通貨の中では、ロング(買い持ち)が最も多く積みあがってきています。オージー(豪ドル)/ドルで、0.9600を一旦つけ、達成感が出ており、0.9500を割り込む勢いのところ、やはり資源国であり、高金利(政策金利7.25%), そして高いGDPと、他の主要通貨と比べてポジティブな数字が揃っている。Buy on dip(下がったら買い)のスタンスで良さそうだ。現にヘッジファンドの中心としたシカゴ先物市場では、パーフォマンスは一番よいのではと思われます。
二番目に良いのが円です。手元の資料による今年1月以来109.00くらいのレベルから円ロング(ドル/円)と継続してドル売りを続けています。ドル買い戻しの中、どうしての利食いに走ります。損切りではないため、ドル買い戻しはそのスピードは緩やかなものとなる。ガンチャートの節目の106.00を上回ってくると利食いのスピードはましてくる。金曜日の雇用統計の数字が理由づけとなりそうだ。
今晩の数字では、米5月のISM非製造業指数に注意しましょう。予想は50.5 (前回50.9)です。この数字は月初に出るために米ファンダメンタルズを占い意味で重要です。
それでは、今日はこのあたりで。
Have a nice day!
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ご無沙汰しております。
2週間程、入院しておりました。その後、療養に努めてまいりました。この程、先生より社会復帰をしても良いとのお墨付きをいただき、表舞台に出ることとしました。皆様には、多大なご心配をお掛けしました。また、復帰の願う声、励ましの声など、病床につきながら大いに励みになりました。
病床で思ったことは、この世では、私は皆さんの助けで生かされていることを痛感させられました。病院では先生、看護師の皆さん、ヘルパーさん、清掃のおばさん、そして家族の献身な身の回りの世話、また社会からは、会社の皆さん、昔の同僚、そして皆さんの後押しと。
6月から一日1回を目処に「水谷文雄の為替世界観」をこれまで以上に濃密に書き綴りたいと思います。これからは、社会に「お返し」をする役割があると病床で考えました。世間の声に左右されず、思うままの世界観を綴る所存であります。
今後とも宜しくお願いします。
水谷文雄
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国際金融市場をやさしく解説して、為替の世界のおもしろさを皆さんに広めたいと意気込んでいます。